米ローリングストーン誌記者マイケル・ヘイスティングス氏が事故死した件で、NBCホストのレイチェル・マドウが追悼放送。イラク戦争で亡くなったヘイスティングス氏の婚約者女性の死が、マイケル・ヘイスティングスの怒れる報道姿勢の原点ではなかったかと思い出を語る。Very heartful.
2013年6月18日未明にハリウッドで自動車事故により死亡したジャーナリスト、マイケル・ヘイスティングス氏。ヘイスティングス氏は2012年にWikiLeaksジュリアン・アサンジ氏にインタビュー。CBS放送でその際の印象について語っている。
ボストン・マラソン連続爆破事件で拘束されたジョハル容疑者について、ミランダ法適用除外について簡単に説明するNBCホストのレイチェル・マドウと同局記者リチャード・エンゲル。弁護士も代理人も同席無しで48時間尋問可能。
ボストン・マラソン連続爆破事件で、ボストン市警は逃走した容疑者兄弟のうち、弟(19)を生きたまま拘束することに成功。兄(26)は銃撃戦で後に死亡した。
今回の事件後の捜査をめぐる報道で一番正確だったのはNBC放送。追跡劇をまとめたのが上のビデオである。
ボストン・マラソン連続爆破事件で、4月17日に「犯人逮捕」の大誤報をしてしまったCNNの有名キャスター、ジョン・キング氏。CNNとメディアの慌てぶりをジョン・スチュアートが番組でとりあげた。スクープを急ぐあまりの大誤報はありがちだが、問題は間違いかどうか確認できない報道体制と、何よりも誤報の元になった捜査当局内部(?)のマスコミへのリーク姿勢。ちなみにCNNの報道を真っ先に誤報と指摘したのはNBCだった。これもまた、NBC記者の情報源が捜査当局だから可能になった事であり、事件捜査と情報源問題はなかなか難しい。
イラク戦争から10年。MSNBCホスト、レイチェル・マドウがイラク侵攻の際のブッシュ政権を振り返るドキュメンタリーを放送した。タイトルは『Hubris: Selling The Iraq War』。同テーマのノンフィクションを書いたマイケル・イシコフ&デビッド・コーンの両ジャーナリストが監修するこのドキュメンタリーで、ブッシュ政権がいかにして米国民をイラク侵攻支持へとミスリーディングしたかを明らかにしている。
元の書籍『Hubris: The Inside Story of Spin, Scandal, and the Selling of the Iraq War』はイラク戦争開戦に伴う「バレリー・プレイム事件(プレイムゲート)」を詳細に解き明かしたレポートとしても大変読み応えのある書籍なので、イラク戦争に関心ある方は是非一読を。
デビッド・ペトレイアスCIA長官が、不倫を理由に電撃辞任申し出。お相手は従軍記者でペトレイアス氏の評伝(べた褒め軍広報書籍)を書いた(実はワシントン・ポスト氏記者バーノン・ローブが代筆している)ポーラ・ブロードウェル。夫と二人の子を持つ母親でもある彼女は、ペトレイアス氏に熱を上げすぎて、近づく女性をことごとく敵視。フロリダ州タンパの富裕層で、家族ぐるみで付き合いのある国務省・軍ボランティアのジル・ケリーという女性がペトレイアスと個人的に親しいと見るや、「あなたがやったことはわかっている」「私の男に近づくな」と脅迫めいたメールを送りつけた。これに怯えた(?)ジル・ケリーさんは友人のFBI捜査官に相談、この捜査官はサイバー犯罪課に報告し、脅迫相手を捜査開始。ところがこの友人FBI捜査官は奇妙な性癖があり、夫に3人の子どもと暮らすジル・ケリーさんに夢中になって、ウッカリ自分の上半身ハダカの写真を彼女に送りつけたりと怪しい行動をし始めた。困惑したFBI上司はこの友人捜査官を担当から外した。するとこの友人捜査官は「FBIはCIA長官の不祥事を隠蔽するつもりだ」と陰謀論に傾倒し、知り合いの共和党議員らにタレコミ・・・結果としてホワイトハウス閣僚よりも先に、下院議員が先に事件捜査について知ることになった。
一方でジル・ケリーさんの脅迫メールの捜査を担当したFBI捜査官らは、彼女が別の軍人と不適切な関係にあることにすぐ気がついた。彼女の相手は、なんとアフガン駐留米軍司令官のジョン・アレン!二人は2万通以上も「不適切な関係を示す」メールをやり取りしていたことが判明した。この件に焦ったのは国防総省。FBIに加えて、国防総省監査官も、ジョン・アレン司令官の身辺調査に乗り出した・・・・というところがこれまで報道で明らかになった部分である。
ペトレイアスCIA長官とポーラ・ブロードウェルは、双方がひとつのGmailアカウントを共有して、そこに下書き扱いでメッセージを残し、電子メール通信記録から辿られるのを避けて、秘密のお付き合いをしていたという。報道によればこのやり方は「アル・カイダも用いる手法」だそうだ。CIA長官にとってはこれだけでも恥ずかしい事態だが、ペトレイアスCIA長官は愛人に機密情報へのアクセスを許した(つまり機密漏洩を助けた)疑いが持たれている。
この2日間だけでもこれだけの展開があったわけで、米マスコミは二人の女性を巡る情報で大騒ぎだ。そんな中、この事件でひときわ光る人物がいる。ローリング・ストーンズ誌記者で、2年前にアフガン駐留米軍のマクリスタル司令官がオバマ大統領の悪口を言っているという大スキャンダルを暴露して一躍名声を博した(マクリスタル司令官はこの暴露で辞任に追い込まれた)、マイケル・ヘイスティングス氏だ。CNNでピアース・モーガンの番組に登場したヘイスティングス氏は、両隣をペトレイアス擁護派の軍人がPRモードで解説するのをダイレクトに糾弾しつつ、ペトレイアスは不倫以前にイラク・アフガン戦争政策の責任を取ってもっと早く辞めるべき人間だったのだと言い切る。ストレートに政府批判を展開されて困惑したピアース・モーガンは明らかにヘイスティングス氏の口を封じようとするが、ヘイスティングス氏は楽しそうに反論、主張を曲げない。物凄い度胸である。
シリアで殺害された日本人ジャーナリスト、山本美香さんが遺したビデオ映像。自分に向かって銃撃する兵士らの映像と銃声。なんという執念だろう。
英外務省公式ウェブサイトのトップが洒落ている。アサンジ送還コーナーの隣に「バルコニー落下事件が今年13件発生」ですと。 fco.gov.uk/en/ 英国流メッセージ。
— deepthroatさん (@gloomynews) 8月 19, 2012
